2016.4.17
北島康介選手引退!
リオデジャネイロオリンピックの開催を控えスポーツ関連の報道が行われることが多くなってきた。
その中で長きにわたり日本水泳会を引っ張ってきた北島康介選手がオリンピック出場を逃し引退を決め、4月10日に引退会見を行った。
北島選手が現役を続けながら、今年のリオデジャネイロオリンピック出場を目指していたことは何となく記憶の中にあったのだが、まだ現役を続けているんだなぁ、でも出場するのは厳しいのではないかなと勝手に予想をしていた。
しかしながら、五輪代表決定戦において準決勝に進出したあたりから報道も増え、5大会連続でのオリンピック出場をかけていることを再確認し、「5大会連続!」
4年×5回=16~20年!!
そのような長い期間、TOPに立ち続けていることへの驚き&尊敬で一気に興味をひかれる事柄となった。
あの「超~キモチイイ!」が2004年のアテネオリンピックであり、最初のオリンピック出場は2000年のシドニーオリンピックとのこと。
2000年は、私がアメリカンフットボール選手を引退した年であり、2004年は経営者としてのキャリアをスタートした年でもある。
アメフトを引退してから16年間、ほとんどの時間を社会福祉法人永寿荘の運営にかけてきた自分自身にとって、同じ時間を水泳という世界に本気で取り組み、世界のTOPで活躍してきた北島選手に自然と感情移入してしまっていた。
準決勝で派遣標準記録を突破したとの報道を聞いたときは、ここ一番のメンタルの強さ、勝負所にピークを持ってくるコンディショニングの綿密さがあるのだと感じ、決勝ではさらに記録を伸ばしてリオ行きを決めるのではないかと想像していたが、予想通りにはならなかった。
約1世代若いアスリートの挑戦に心躍らせていただいたことに感謝するとともに、これまでの偉業に対して敬意を表したい次第である。
北島選手、大変おつかれさまでした!